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【映画鑑賞】東のエデンを観ての感想

 本文章にはややネタバレ要素が含みますこと、予めご了承ください。

 東のエデンはProduction I.G制作のアニメで、記憶喪失の少年と彼と出会った普通の少女が織り成すドラマといったところでしょうか。個人的に見所としては、日本を救うというややもするとどうしようもないが故のどうでもいい問題に対して、(同社のアニメ、攻殻機動隊に出てくる単語を頻用するならば)個別の12人がアプローチしていくという内容ですね。

 その中で記憶喪失の少年がどう絡んでくるのか、そうして彼はどういうアプローチでこの日本を良くしようとしていくのか……独善的に選ばれし貴なる者としての義務を負ったセレソン~代表~として。
 まずキャラクターデザインは結構好みでしたね。というよりもIG社のアニメでキャラクターが気に入らなかったことはまず無かったので、当然といえば当然だったのかも知れませんね。それと若干いわゆる”ヲタク”的な世界がある分、一部のキャラにイラッとしたのは書き加えておきますw

 世界観としては前述の日本を救うという漠然とした問題に対して、100億円という範囲で所持金が尽きた場合、任務を放棄した場合などの諸条件によりセレソンとして立場を喪失し、今生の露として消えてもらうという辺りに、やや”ぼくらの”に近い絶望感は感じましたね。とは言え”ぼくらの”では確実に訪れる目の前の死と、それから逃れようとする動物的生存本能がストーリーを悲惨な物にしていましたが、こちらはそんなに重い話ではなく、どちらかといえば(これは本作品を良い物にしているのだと思いますが)ちゃらっとした感じなのは好印象でした。これは主人公の少年の性格やキャラクターがそうさせるんだとは思います。

 まず本編に関しては映画ありきで構成されているからなのか、正直最終回はあれで良かったのかはわかりません。個人的には全部見たのですっきりと言わなくとも、いい感じに終わったんだなと思えました。しかしこれが一旦ブレイクが入ってしまうということを考えると、あの最終回よりはもう少し終わりらしい終わりでも良かったのかなと思います。


 気になったところがいくつかありまして、一つはまず日本を救うために(本来の意味的に)セレソンされた割に、本気になって動いていたのはNo1の元官僚のみで……それ以外の方はよく分からない要求ばかりをし続け、私の穏やかな精神状態にクソを放り込み続けた映画マン? と……私利私欲に走りまくり、最終的には奥様に誅殺された刑事さんと……ようは独善的に選抜という観点から考えれば可笑しくはありませんが、シナリオ的な観点からみるとあんなキャストでよかったのかと思えてしまう部分はありますね。特にあの映画マンにはどんな役割があったのか……非常に悩みます(単なるお邪魔キャラ?)。


 最後になりますが、個人的には東のエデンは観ても損はないアニメだと思います。ただし個人的には本編だけではなく劇場版も含めての鑑賞であることが望ましいと思います。途中中だるみしたと思える部分はなかったと思いますし、ぜひとも観ていただきたいアニメですね。ただし非現実的なこと、科学的な風を装ったエセ科学を蛇蝎のごとく嫌う方にはあまりおすすめできませんね。そういう現実性が若干見え隠れする部分もありますので、そういう科学的な部分については深く考察せずに、これはアニメとして観る方がいいかと思います。

 ヽ(´ー`)ノ なにはともあれ、本作品が皆様にとって良きアニメであらんことを♪


 補足。
 ノブレス・オブリージュ noblesse oblige
 高貴なるものが背負う義務という意味。詳細はWikiにありますが、特にアメリカでは社会的成功を収めたものが社会に対して何がしかの財団を作ったりといった奉仕活動をしないことは良しとされません。あのビル・ゲイツ氏が若くして引退してそういった活動をするのはそういうことが底辺にあるからだと思われます。尚、Wikiにも書かれていますが、貴族が軍隊に行くのもそういう風土のおかげでありますが、具体的にはウィンストン・チャーチルなどもその例にあたります(彼はボーア戦争に従軍し、捕虜となっております)。
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