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今更リアル・スティールを観たけども……

 (´・ω・`)な感じでした(笑)駄作とは言わないけども確実にもっとよく出来たはず臭が、ガチで半端ないです。

 ただそれは本当はもっとよく出来たはずだ、良作になる要素がいっぱいあるからです。もちろん最後にも書いていますが、本当にいい映画です。

 ネタバレが含みます
 結論から言えば素材は本当にいいと思います。

 例えば主人公のチャーリーは元ボクサーで、当時無名だった彼は世界で二番目に強いボクサーを追い詰めながらも、最終的には敗れてしまった経歴があり、おそらくそれが彼の中で強烈なコンプレックスになったんでしょうね(個人的な推測ですが)。それが元でなのか彼はボクシングという世界への未練と、でもその世界への後ろめたさを持ちながらふらふらとロボットボクシングの世界で生きていたんじゃないかと思います。そんな彼に転機が来るのが親権問題で、彼はハナから放棄する気満々な上に、相手が富豪と見るや否や親権を金銭獲得に利用しようとするくらいの、典型的なクズですwww そんな彼が最後にはゼウスと”ボクサー”として戦い、そして判定で敗れます。しかしその顔に後悔の念や悔しさがないのは、長きに渡って背負ってきた判定ならば買っていたであろう試合にノックアウトで負けた悪しき記憶を払拭する、清算することが出来たからなのかなと。彼はその過程で人間として、親として、そしてもう引退して久しいですがボクサーとして成長する事ができ、その過程がこの映画の最大の魅力だとは思います。その中で息子もまた成長していきますし、周りとの関係も変わっていきます。当然、挫折やトラブルなどが降り掛かってきますが、これは他の映画同様にこの物語を良くするのに一役買っています。


 さぁ、なぜこんなに王道を歩むはずの映画に残念臭が半端無いんだと(笑)


 たぶんなんですがいろいろ簡単に想像がつくとは思います。例えば敵キャラの存在は重要ですよね。その敵キャラに魅力的じゃない人間が混じっています。例えば敵役に一部アジア人と思しき人物が出てきますが、明らかにその振る舞いに悪意が感じます……w そんなに中国が怖いのかと言いたくはなりましたね(つω`*) いくら映画に政治の影響が出るとか言われているアメリカ映画ですが、ここまで露骨にしなくてもいいかなとか考えたりしました。あとはチャーリーの二代目の愛機である超悪男子……。

 (´・ω・`)ネーミングセンスどうにかしろよ……w

 日本を経由したことは間違いないっぽいんですが、2年半北アメリカを離れたという設定のはずなのに、そもそものマシンデザインがどうみても似非甲冑侍という適当さw ただ個人的にはこのいい加減さが逆にツボに入って、ある意味アトム(主人公の最後の愛機)よりも好きだったりします。超悪男子か……やっぱメリケンのセンスはパネェっす。

 あとはとても主人公やその息子などには良い変化やその過程がよく出てきますが、反面……敵方にはとりあえず立ちはだかる壁としての意義を感じつつも、それ以上に感情移入というかそういうものが出来る余地が”全くない”というのが問題なんじゃないかと思いますね。勧善懲悪のざまぁwwwwwww という展開ではないですし、だからといってそうでもないというこの中途半端感が、結局最後までなんだかなぁで終わる要因なんじゃないかと思うんですよ。例えば天才的なマシンデザイナーの存在はあるけど、それがどこまで本当なのかとかどういう敵なんだガクブルみたいなところは結局のところ説明口調的な展開が一部あるだけでしたね。これは本当に残念極まりないかなと(あくまで勧善懲悪なドカーンボカーンな展開ならこれでいいですけど)。もうすこし敵側の描写というか、例えばゼウス(最後の敵)がなぜあそこまで最強に作られたのか的な展開とか、そこの掛ける思いがあればよかったんじゃないかと思います。これはたしかにロボットの物語ですけど、人間的なハートフルな部分も目立つわけですし、何よりもスポーツを題材にしているのであればもう少しそういう敵方にもひたむきさかどうかはさておいても人間的な敵がいてもいいと思いました(あまりに敵が分かりやすくアホすぎる)。


 でもそれがあってもこの映画はいいと思います。最初はチャーリーは金のため、息子は不可抗力で二人は接近するけども、その中で息子がまず親の世界に興味を持ち、子供ながらのひたむきさとゲーム好きが作用してロボットボクシングに没頭していくわけですよね。この映画の約半分までは人間のカス(笑)だったチャーリーはそんな息子の姿と姿勢に影響されつつ、周りの反応から現実をようやく見えるようになってくる。そんな中で親子の絆が深まっていくわけですよね。特に良く作用したと思われるのは、内心遠ざけようとしていたボクシングに息子が意図せずして正面から向き合うようにしてくれたことで、チャーリーはおそらくこの段階でもお金が優先事項だと思ってはいたと思います。息子が踊り、自分がボクシングを教える、そして金が入る。本当の意味で彼はまだこの段階では進化しきれていないと思うのは、このあとにアトムの売却話でウハウハな表情をしていることを鑑みると……やはりまだカスかと(笑)

 でもここからがたぶん本番だったと思います。彼はこの段階あたりから一ボクサーとしてではなくセコンド、もう一歩踏み込みならば彼を育てた”オヤジ”のようになっていくんだと思います。今まではただ元ボクサーとして、もしくは単体の人間として生きていたのが、次は一人の保護者・教育者として自然と変化していく過程はとても良かったですね。当然ながら”大人”になったチャーリーは保護者として彼の将来を憂いて息子には富豪の子息として生きていく方が幸せだろうし、自分の現実を初めて理解してその資格はないと悟ったんでしょうね。同時にその決断は決して不本意じゃないからこそ金銭は受け取らなかったと。受け取れば過去の自分への逆行でしょうし、不本意な決断を肯定することになりますからね。この辺はベタな展開ですが別にいいとは思います。しかしでもやっぱり違うとわかった彼は、本当の意味で彼の幸せを願う父としてゼウスとのファイトに望むわけです。


 そして彼はこの試合で2つのことを得るんですね。ひとつは過去との完全なる決別で、ボクサーとして追い詰めながらもノックダウンしたあの記憶は、今度もまた敗れこそしたものの全力を尽くし、最善を尽くしたことにより清算されましたね。やっぱりボクシングがやめられないんだと(笑)そしてもうひとつは親子という関係で、どこかでカネのことがチラチラ垣間見えていた彼ですが、今度は息子の気持ちを理解できたこと、彼の望む父としての意識と息子からの最後のパパ発言で完全なものになりましたね。

 本当に色々残念なところはありますが、ベタではあるけど間違いなくいい映画だとは思います。革新性はあまりないのは仕方ないところでしょうけど、それにしてもボクシング&ロボが好きな私としてはこういう映画は本当に待ち望んでいた感じではありますね(笑)この映画はいろいろな人におすすめできますので、機会がありましたらどうぞヽ(´ー`)ノ


 いやぁ、本当に映画って面白いですね!(ぇ

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 (´・ω・`)な感じでした(笑)駄作とは言わないけども確実にもっとよく出来たはず臭が、ガチで半端ないです。 ただそれは本当はもっとよく出来たはずだ、良作になる要素がいっぱいあるからです。もちろん最後にも書いていますが、本当にいい映画です。 ネタバレが含?...
  • 2012⁄06⁄07(木)
  • 14:26
  • まとめwoネタ速neo
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