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軍人勅諭ってなに? ~敗戦の日らしく書いてみる~

 (^q^)ニワカ国粋主義の豚野郎どもは、もちろんそらで言えますよね?www といきなりの挑発から入りましたが、今回は敗戦の日らしく軍人勅諭を語ってみようかと思います。非常に素晴らしい文なのでぜひとも御覧ください。ちなみに予想以上に軍国主義をまるで感じない文章ですよ。
 それではまず軍人勅諭とは何か? という基本的な話ですけど、軍人勅諭というのは当時の日本は出来たてほやほやで、いろいろ社会的な情勢が不穏な時期でもあったんですね。そんな中で軍人に精神的な支柱・灯火のようなものを確立して、軍人とはかくあるべし! という模範を作ったのがこれです。その中では軍人は何が重要かと問われたらこれだ! と言うことで忠節・礼儀・武勇・信義・質素を大事な徳目として、本文中に五箇条として記されています。

 この軍人勅諭は読むと分かるんですが、非常に素晴らしい文章なんですよね。誰が書いた物がもとになったのかは分かりませんが、非常に素晴らしい文章ですね。


 (= ̄Д ̄)y─┛~~ チッ、なんで陸軍なんだ。


 まぁ、それは置いておきましょう(笑)それでは五箇条参ります。


一、軍人は忠節を盡(つく)すを本分とすべし。凡(およそ)生を我國に禀(う)くるもの、誰かは國に報ゆるの心なかるべき。況(ま)して軍人たらん者は、此心の固からでは、物の用に立ち得べしとも思はれず。軍人にして報國の心堅固ならざるは、如何程(いかほど)技藝に熟し、學術に長ずるも、猶(なお)偶人にひとしかるべし。其隊伍も整ひ、節制も正くとも、忠節を存せざる軍隊は、事に臨みて烏合の衆に同かるべし。抑(そもそも)國家を保護し、國權を維持するは兵力に在れば、兵力の消長は是國運の盛衰なることを辨(わきま)へ、世論に惑はず、政治に拘らず、只々一途に己が本分の忠節を守り、義は山嶽よりも重く、死は鴻毛よりも輕しと覺悟せよ。其操を破りて不覺を取り、汚名を受くるなかれ。


一、軍人は忠義を尽くすことを本分(最大の任務、仕事)とし、日本国に生を受けた人は誰もが国に報いる気持ちを持っていなければいけません。ましてや軍人であれば、その決意が固くないのであればなんの役にも立たないでしょう。軍人でその報国の精神が固くないものは、いくら技量が優れていても、いくら勉学に秀でていても、人形のようなものです。見かけだけはよく整列し、規律正しそうに見えても、その精神が無い軍隊はことに望んだ時には烏合の衆になってしまう。そもそも国家を保護して、国の威厳であったりを維持するのは兵なのだから、その軍事力の大小、強弱がそのまま国が滅びるか栄えるかを決めるのだとわきまえて、世論に惑わされず、政治などにもかかわらず、ただひたすら一途に自分の本分である忠節をしっかりと守って、義は山々よりも重く、死は鳥の羽毛よりも軽いと覚悟しておくように。その掟を忘れて不覚を取って、汚名を受けることがないように重々気をつけるように。






一、軍人は禮儀を正くすべし。凡(およそ)軍人には、上元帥より下一卒に至るまで、其間に官職の階級ありて統屬するのみならず、同列同級とても停年に新舊(旧)あれば、新任の者は舊任のものに服従すべきものぞ。下級のものは上官の命を承ること実は朕が命を承る義と心得よ。己が隷屬する所にあらずとも、上級の者は勿論、停年の己より舊(ふる)きものに對しては、總て敬禮を盡すべし。又上級のものは下級のものに向ひ、聊(いささか)も輕侮驕傲の振舞あるべからず。公務の爲に威嚴を主とする時は格別なれども、其外は務めて懇(ねんごろ)に取扱ひ、慈愛を専一と心掛け、上下一致して王事に勤勞せよ。若(もし)軍人たるものにして、禮儀を妄(みだ)り、上を敬はず、下を惠まずして、一致の和諧を失ひたらんには、啻(ただ)に軍隊の蠧毒(とどく)のみかは、國家の爲にもゆるし難し罪人なるべし。


一、軍人は礼儀正しくするように。軍人には上は元帥、下は一兵卒に至るまで階級があり、それにのみ基づき従うわけではなく、同じ階級であっても先輩後輩の関係もあるので新任のものは先輩の言うことも良く聞くようにしなければいけません。下の階級のものは上巻の命令は、私(=天皇)からの命令として受けることを忘れないように。また自分が所属する部隊でなくても、自分よりも階級が上の場合や先輩がいる場合には礼儀を尽くすことを忘れないようにしなければいけません。上級の者たちは、下の者に対していささかも傲慢な振る舞いや侮辱するような振る舞いは絶対にしないように。公務のためにその威厳を発揮するのは問題ありませんが、それ以外のところではよくよく下の者の面倒を見て、慈しむような気持ちで彼らに接することが最も大事であり、上も下も心をひとつにして任務を遂行するようにしなければなりません。もし軍人たるものがこれらの気持ちを忘れて、下のものは上を敬わず、上は下のものを虐げ、心をひとつにすることを忘れてしまったら、その害は国家を犯し、許されぬほどの罪となるでしょう。






一、軍人は武勇を尚(とうと)ぶべし。夫(それ)、武勇は我國にては、古よりいとも貴べる所なれば、我國の臣民たらんもの武勇なくては叶ふまじ。況(ま)して軍人は戰ひに臨み、敵に當るの職なれば、片時も武勇を忘れてよかるべきか。さはあれ、武勇には大勇あり小勇ありて同じからず、血氣にはやり粗暴の振舞などせんは武勇とは謂ひ難し。軍人たらむものは、常に能く義理を辨(わきま)へ、能く膽(胆)力を練り、思慮を殫(つく)して事を謀るべし。小敵たりとも侮らず、大敵たりとも懼れず、己が武職を盡さむこそ、誠の大勇にはあれ。されば武勇を尚ぶものは、常々人に接(まじわ)るには温和を第一とし、諸人の愛敬を得むと心掛けよ。由なき勇を好みて猛威を振ひたらば、果は世人も忌嫌ひて豺狼(さいろう)などの如く思ひなむ。心すべきことにこそ。


一、軍人は武勇を尊ぶようにしなさい。武勇は我が国では古い時代から美点と考える部分ですが、我が国の国民ならば武勇を備えておくようにしましょう。ましてや軍人は戦いに臨み、敵を殺害することを使命としているのであれば、片時も武勇を備えることを忘れてはいけない。しかし武勇は大勇と小勇があり、これらは同じではありません。血気にはやって粗暴な振る舞いをすれば、それは武勇とは言い難いのです。軍人たらんとするのであれば、常に義理をわきまえて行動し、常に胆を鍛えて、常に考えことにあたるようにすべきです。どんなに小さな敵でも侮ることはせずに、どんな大きな敵が相手でも怯むことなく、自分に与えられた命令を全うすることこそが、真の勇気なのです。そうなれば本当の武勇を尊ぶ者は、常に温和に人と交わり、いかなる人物からも尊敬の気持ちをもって愛されるように心がけなさい。もし真の武勇を知らず、いたずらに蛮勇ばかりを好んで振るっていれば、周りの人は貴方を獣のような人物だと思い、避けていくでしょう。これは十分に心がけておくように。






一、軍人は信義を重んずべし。凡(およそ)、信義を守ること常の道にはあれど、わきて軍人は信義なくては一日も隊伍の中に交(まじ)りてあらんこと難かるべし。信とは己が言を踐(ふみ)行ひ、義とは己が分を盡すをいふなり。されば信義を盡さむと思はゞ、始より其事の成し得べきか、得べからざるかを審(つまびらか)に思考すべし。朧氣なる事を假初(かりそめ)に諾(うべな)ひて、よしなき關係を結び、後に至りて信義を立てんとすれば、進退谷(きわま)りて身の措き所に苦むことあり。悔ゆとも其詮なし、始に能々(よくよく)事の順逆を辨(わきま)へ、理非を考へ、其言は所詮踐むべからずと知り、其義はとても守るべからずと悟りなば、速に止るこそよけれ。古より、或は小節の信義を立てんとて大綱の順逆を誤り、或は公道の理非踏迷いて、私情の信義を守り、あたら英雄豪傑どもが、禍(わざわい)に遭ひ、身を滅ぼし、屍の上の汚名を後世まで遺せること其例尠(すくな)からぬものを、深く警(いまし)めてやはあるべき。


一、軍人は信義を重んじるようにしなさい。信義を守るのは言わずもがな人の道ではありますが、軍人であれば余計に信義なくして部隊の中で過ごすのは難しいでしょう。信とは自分の言ったことを行うことを指し、義は自分の分を尽くすことを言います。そうであれば信義を尽くすというのは、最初に自分がこれから言うことをきちんと最後までやり遂げられるのかを、細かくきちんと考えていくことを指すのです。これを忘れてなんとなくで承諾してしまい、無用な関係を持って、どうしてもできないという状況の中で信義を立てようとしても、進退がきわまりどうしようもなくなりますよ。一番最初にこれは正しいのか否か、約束は守れるのかをよくよく考えて、無理だと思うのであれば関係を持つことをやめなさい。古くから信義を立てようとして物事の順序をわきまえなかったり、世の善し悪しを忘れ私情に任せて行動し、英雄豪傑の類の人物たちがその見を滅ぼし、死体となった上に汚名まで後世に残すような悲惨な最期を遂げていることは少なくない。このことは深く自分を戒めておくように。






一、軍人は質素を旨とすべし。凡(およそ)、質素を旨とせざれば、文弱に流れ、輕薄に趨(はし)り、驕奢華靡の風を好み、遂には貧汚に陷りて、志も無下に賤くなり、節操も武勇も其甲斐なく、世人に爪はじきせらるる迄に至りぬべし。其身生涯の不幸なりといふも中々愚かなり。此風一たび軍人の間に起りては、彼の傳染病の如く蔓延し、士風も兵氣も頓(とみ)に衰へぬべきこと明なり。朕深く之を懼れて、曩(さき)に免黜條例を施行し、略(ほぼ)此事を誡め置きつれど、猶も其惡習の出んことを憂ひて心安からねば、故(ことさら)に又之を訓ふるぞかし。汝等軍人、ゆめ此訓誡を等閑(なおざり)にな思ひそ。


一、軍人は質素を旨とするようにしなさい。もし質素を旨とすることしなければ、武勇を軽く見るようになり、軽薄な生活に走って、贅沢な堕落した生活を営み、貧しさの中に落ち、志も卑しく落ちぶれ、きちんとした倫理観も武勇もなくなり、世間からバカにされるような生活にまで落ちぶれていくのです。そのような生涯は不幸としかいいようがないが、それはしかしながら愚かなことです。もしこの風潮が軍人の中で起きたら、それは伝染病のように蔓延して、戦士の気風も兵士の心も衰えていくのは明白であります。私(=天皇)は深くこれを恐れているので、先に法令でこれを厳しく罰するようにしているけれども、この悪習が出るのではないかとやはり心配なので改めてここで述べることにしました。あなた方軍人は、絶対にこの訓示をなおざり=どうでもいいやと思うことだけはしないようにしなさい。



 はい……ここまでお疲れ様です(笑)かなり長い遠感じになられたと思いますが、実はこの五箇条以外にも全文のようなものがあり、すべてで原稿用紙で約7枚分くらいになります。(〃´・ω・`)マジかよと思った方もいると思いますが、さらにmjkなのは全部暗記できて当然というのが、陸軍ですw どうみてもキチです、さすが陸軍。海軍はまぁ頑張れば? 的な感じです。まぁ、山形先生の文章を陸軍が適当でw とはいきませんよね……。


 私がこの文章で感じたのは、文章が優しいんですよね。軍人向けならばやれ! 死ね! 勝ってこい! みたいな感じを思った方もいると思いますが、そんな部分は微塵もないという。死については勇気の大小(この場合は上下ですね)で分けられ、いわゆる犬畜生の匹夫の勇は最低だぞとここでも言っています。つまり勇気を示せ、お国のために死ね! でも死に場所をわきまえずにただばかみたいに死んだら、それはダメの典型ですよと言っているんです。全体的に慈悲深い天皇陛下が軍人たちにご教授頂いているという雰囲気を持っているあたりに、山形先生の意地の悪さが光っています(笑)


 まぁ、最近はニワカ国粋主義が軍事関係の動画とかでも日本が最強だとか、サルでも分かる戯言集を展開していますが、そのくせ軍人勅諭の一つもそらで言えないとかザラですからね(笑)レベルが低すぎてものも言えませんが、少なくとも軍オタで日本バンザイならこれくらいは言えて当然ですよね?


 (〃´・ω・`)いやぁ、まさか軍人勅諭がそらで言える国粋主義の人が見れるなんて……胸熱。




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